ブログを書くことについて
はじめに
最近、ブログを書くようになった。
これは1つはAdvent Calender2017で書き始めて案外おもしろかったっていうのもあるけれど、一方で最近自分の中で固まってきた行動指針に上手くはまっていたから、というのもある。
その行動指針についてちょっと言語化してみたいと思う。
可視化することの大事さ
きっかけは最近ちょっとバズってたこのツイートだ。
ソースが怪しい話なことはさておき、この話は自分でも納得感があった。
時間がかかる数値計算のプログラムを回しているとき、真っ黒なコンソールを眺めていると不安になってくるものだ。というか、コンソールから目が離しづらくなる。
ちゃんと計算しているのか、とか怪しい計算結果を出していないかとか心配事が山のように溢れてきて他の作業に手をつけづらくなってしまうのだ。
一方で、ブロックごとにその処理が終わったことを表示させたり、ループなんかでループカウンタがめまぐるしく動いている様子を表示させたりすると妙な安心感がある。(I/O処理は基本的に時間がかかるけれど笑)
あるいは、アプリケーションか何かをapt-get installしたときにコンソールに大量のメッセージが流れるときの安心感と言ってもいい。
とにかく、人やコンピュータに何かをさせているときにそのアウトプットがこまめに出てくるというのはちょっとした快感すらあるものとも思えてくる。未知の状況が"予測できる"という快感なのかなと僕は思っている。
行動指針
この記事を見てから、僕はひとつの行動指針を立ててみた。
それはすなわち、
アウトプットをこまめにすること
だ。
このシンプル極まりない行動指針は今のところいい感じに作用してくれている。
頻繁にgit commitをしてちゃんと動いている、ということを示したり(これに関してはやりすぎないように気をつけたい)、Qiitaやはてなブログに記事を投稿したり、あるいはレスポンスを早くしたり、といったことはどれもとてもいい。
こまめにアウトプットすること
ちょっと前まではアウトプットはしない方だったと思う。でも、今ならわかるけれどそれは失敗とは言わないまでもあまり良くない戦略だったと思う。
つらいことは相談できずに溜め込んでしまうし、進捗がないことを隠そうとしてしまう。進捗を生まなければという焦りか何かが呪いのように付きまとってくる。
こまめにアウトプットすることの効用は大きい。まず、どんな少ない進捗でも何かをしているという納得感が自分にはあるし、それを伝えるべき相手にも何かやってはいるという印象をあたえることができる。
また、それを見た人がアドバイスをくれたりすることも多い。なにか行き詰まってしまった時は思い切って公開してしまうのも手だ。
可視化とか言語化をしているうちにアイデアが湧いてくることもある。何かの手順を記している時頭のなかではそれを上手く構造化する作業が行われているからだと思う。
そんなこんなで最近は言語化と可視化を多くするようにしている。
それがやらなければならないことを侵食してしまったとしても、だ。
まとめ
ブログを書くようになったのもその一環というのが結論だ。
ブログを書くことは実のところ恥ずかしさがある。
それがまだまだ始めたばかりだからなのか、そういうものなのか僕にはまだわからないけれど、恥ずかしいという感覚はブログを書く気持ちを減退させてしまう。
それでもやっぱり書いているのは上であげた行動指針ゆえに、というところだろうか。