キャリア形成のお話
昨日、ちょっと面白い方と面談してきたのでメモ。
機密保持うんたらの話とかなかったのでどこまで書いていいものか分からないので、ちょっとぼやかして書きます。
成り行き
某HRテックの人とfbでたまに連絡をしていて、インターンには時期的に行けないが御社のデータ分析の取り組みに興味がある、と伝えたら設定していただきました。
面談してくださったエンジニア
某HRテックではデータ分析基盤を作ってたり、人事をやってみたり、休日に完全食を作ってる企業のCTOをしていたり、データ基盤のOSSのコントリビュータだったりと、とにかく色々なスキルをお持ちの方でした。
その上自分とは6つしか離れていないらしい。正直6年経ってもその人と同じ土俵に立てているのかわからないです。
面談のながれ
- 最初ににIT業界を取り巻くながれの概観を教えていただきました。
Webの世界では最初は同じエンジニアが、バックエンドもフロントエンドもインフラもひっくるめてやっていたこと、段々と切り分けができてきて今ではバックエンドはAPIを用意するだけでよくて、フロントエンドはAPIのエンドポイントさえあれば、JSをごにょごにょ書いていれば大丈夫なこと、その様子はフレームワークの興盛にも現れていること、と言ったざっくりとした話をしてもらいました。
また、データ分析の世界でも今は分析者がWebのほうでもAPIを作らざるを得ない状況にあること、これから分業が進んで、分析者はデータのI/Oの部分だけ作ればよくなるようになっていくだろうという話をしていただきました。
そして最後に、そういった状況を踏まえてどのような生き方をするのがいいのか、みたいな話になりました。
大分業時代の生き方
その方が言っていた面白い話、というのは大分業時代にあって希少かつ重要になるのは分業された仕事を糊付けするような仕事だ、という話でした。そして、そのような仕事は何か1つの分野で高い専門性を誇るような人よりも様々な分野を広く浅く経験してきた人間、とも言っていました。
正直今まで専門性の無さにちょっとした絶望感を持っていたのもあってなかなか深く心に残る言葉でした。
しばらくはその意味を咀嚼しながら自分のキャリア形成を見つめてみようと思います(そもそもキャリア形成を意識しなければいけない、というのがちょっと固定観念のような気もしますけど)